【全セット内容】
① 科目ごとの「設問先読みパターン完全版」
② 東大文系科目の「トラップ一覧」
③ 出題者の意図の読み方(論理構造別)
④ 問題文の読み方:SVOC/助詞/構造分解の実例
⑤ 時間配分テンプレ(科目別)
⑥ 本番で強くなる脳の使い方(脳科学)
⑦ 過去問分析テンプレ
⑧ 試験会場でのメンタル安定ルーティン
⑨ あなた専用「本番で読む呪文」最新版
① 科目ごとの「設問先読みパターン完全版」
【英語:設問先読みパターン】
目的
問題文を読む前に、勝負の8割を決める。
✦ パターン1:内容一致/不一致
探すべきは FACT(事実) のみ。
- 時制
- 数値
- 主語が誰か
- 否定の位置
- 例示か主張か
→ 設問で “何を探せば良いか” を明確化する。
✦ パターン2:筆者の主張
探す
- however / but
- actually
- in fact
- rather
- indeed
ここが 筆者の本心。
✦ パターン3:指示語(this / that / these / such)
問題
探す
直前3行 + 直後1行
(ほぼ100%ここに答えがある)
✦ パターン4:段落要旨
探す
- topic sentence(第1文)
- keyword repetition(繰り返される語)
- 対比表現(but / however)
✦ パターン5:語句整序/文法
探す
- 目的語
- 補語
- 修飾語の範囲
- 前置詞のつながり
- 仮定法/時制一致
【現代文:設問先読みパターン】
目的
「設問が求める論理の型」を特定する。
✦ パターン1:要旨
✦ パターン2:傍線部説明
→ 前後5行が解答の母体
→ 同じ意味を別の表現へ言い換える
✦ パターン3:指示語
✦ パターン4:比較・対比
→ 「AではなくB」
→ A:世間的な見方
B:筆者の主張
(重要:筆者は“B側”)
【世界史:設問先読みパターン】
目的
“時代/地域/原因/結果”を先に確定する。
✦ パターン1:因果関係
✦ パターン2:比較史
A国とB国の共通点/相違点
(政治・経済・宗教・文化)
✦ パターン3:キーワード穴埋め
✦ パターン4:史料読み取り
→ 史料は絶対に嘘をつかない
→ 発言者の立場を確定する
【数学:設問先読みパターン】
目的
「何を証明するか」を先に確定し、計算を最短にする。
✦ パターン1:求めるべき“最終形”を把握
例:y=f(x) の極値
→ f’(x)=0 の解
→ f’’(x) の符号判定
✦ パターン2:条件整理
✦ パターン3:図形は図を書く
→ 書かない人は100%落ちる
→ 図を書くと脳の認識が2倍速
② 東大文系科目の「トラップ一覧」
共通トラップ
- 「一見〜だが」=逆説の後ろが正解
- 「〜と思われがちだ」=筆者は否定
- 「一般に〜と言われるが」=出題者が否定
- 「〜にすぎない」=軽視表現
- 「〜とは限らない」=反例のポイント
英語のトラップ
- not always
- few / little(ほぼゼロ)
- however(ここが正解)
- though(例外)
現代文のトラップ
- 「Aである。しかしB」→ Bが筆者
- 「〜ように思われる」→ 世間の誤解
- 「〜と考えたい」→ 筆者は疑い
世界史のトラップ
同年・同地域に複数の事件
「同盟」か「協定」か
「改革」か「革命」か
(用語が似ている問題)
③ 出題者の意図の読み方(最強版)
✦ 意図①:理解しているか(基本)
✦ 意図②:構造を掴んでいるか(中級)
✦ 意図③:応用力があるか(上級)
④ 問題文の読み方:SVOC/助詞/構造分解
英語(SVOC)
絶対にやる
S|V|O|C を縦線で区切る
前置詞のまとまりを丸で囲む
逆接(but)は赤で□
現代文(助詞)
「は」=主題
「が」=対立
「に」=方向
「を」=対象
「から」=原因
「ので」=結果
「しかし」=正解のヒント
世界史(構造分解)
- 時代区分
- 人物
- 政策
- 理由
- 結果
これを問題文の端に書く。
⑤ 時間配分テンプレ(科目別)
英語
- 先読み:2分
- 解ける問題から回収:12分
- 長文精読:15分
- 見直し:3分
現代文
- 設問先読み:3分
- 構造読み:12分
- 記述:10分
- 見直し:5分
世界史
- 用語穴埋め:4分
- 史料問題:10分
- 記述:15分
- 見直し:6分
数学
- 設問整理:3分
- 証明の骨格決定:5分
- 計算:12分
- 見直し:5分
⑥ 本番で強くなる脳の使い方(脳科学)
✦ ポイント1:25分サイクル
脳の集中は25分でMAX。
→ 問題配分を25分単位で区切る。
✦ ポイント2:メタ認知
「今、私はどの問題に時間を使っているか?」
→ 自覚した瞬間、脳が整う。
✦ ポイント3:初頭効果・新近効果
最初と最後が一番残る。
→ 高配点を最初に解き、
見直しを最後に必ずやる。
⑦ 過去問分析テンプレ(最強)
【テンプレ】
- 出題形式
- 論点
- トラップ
- 必要知識
- 時間配分
- 解く順番
- 得点源
- 落とした原因
- ChatGPTで弱点抽出
- これを10年分やれば「傾向が丸裸」。
⑧ 試験会場のメンタル安定ルーティン
- 机についたら 4-2-6 呼吸
- 手を握って開く×10(交感神経→副交感へ)
- 首の後ろを温める(タオル)
- 問題冊子はまだ見ない
- 設問だけ先に見る
- 得点できる問題だけを拾う
- 心の呪文を読む
⑨ あなた専用「本番で読む呪文」
私は訓練した通りに動くだけでいい。
焦らず、比べず、乱れず。
一問一問、丁寧に、静かに拾う。
私は落ち着いている。
私は整っている。
私の中に、静かな強さがある。
大丈夫。必ずできる。